作家失格

売れる作家を目指す底辺もの書きの愚痴

推敲は難しい

推敲ほど思うようにいかないものはない。
応募作を読み返してみた。
脱字や修正ミス、むりやりカットしたことによるシーン矛盾があった。
プロとしてマズいレベル。
結果が出る前に結果がわかったというか、少しは自信があったんだが、ちょっと無理かもと思えてきた。
トレンドと外れている気もするし。


応募前は頭に血が上っているのか、上記の粗に気づかない。
何度も読み返すと、頭の中で先に読み替えてしまう。


オレオレ詐欺にあった人の話を聞いた。
その人によると、電話を取った時点で息子かなと想像したために、相手の声が息子の声に聴こえたそうだ。
お金を渡す直前で、息子本人と連絡が取れて別人だとわかって被害には遭わなかった。
別人だとわかった途端、再度かかってきた詐欺電話の声が息子とは違う声に聴こえたそうだ。


思い込むと、脳が勝手に補正する。人間の脳はそのようにできている。
執筆直後の推敲もそれだと思う。脳が読み間違うのだ。目が記憶に合わせてしまう。
書籍化までいけば編集がチェックするので、さすがに読んであきれる仕上がりにはならないものだが、レーベルによっては編集の校正が入っているとは思えないものもある。
すべて作者の責任として身を引き締めて推敲するべきなのだ。
締め切り直前だからといって慌てて送るのではなく、やはり一旦寝かせることが大切だ。