作家失格

売れる作家を目指す底辺もの書きの愚痴

M-1騒動で思うこと

M-1グランプリ2018終了後、芸人が審査員の一人を批判したことで大騒ぎになっている。
このような賞レースは、審査する側される側がテレビによって公開されるというかなり特異な状況であるため、世間の興味も引き、この話題でテレビもニュースもSNSも持ちきりである。


自分の芸は面白い。
他の奴はつまらない。
俺が優勝しないのは審査員が悪い――らしい。


己を客観視できていない。
肥大化した自己称賛が批判の底にあるのだろう。


小説の賞でも同じところがある。
ただし、こちらは公開されないので、どのような審査がなされたかは闇の中であるし、世の中の人にとって興味がないので話題にならない。


――落選者の思うところ。
自分の作品が入賞しないのは、審査員に見る目がないから。
下読みが嫉妬してわざと落としているんだ。
編集が腐っている。


思うのは勝手だ。
酒の席で愚痴るのも勝手だ。
しかし、ネットに書き込むのはやめた方がいい。
悪口はいつか本人が知る。
本人が知れば、誰が書いたかわかる。
本人に直接言わない批判は、批判の形を取ったストレス発散でしかない。
敵を作るだけで何の得にもならない。


時間が経って自作を読み返してみると、「これじゃ落ちるよな」とわかるものである。